ITビジネスソリューション事業として、3つのサービスを展開し、クライアントの多種多様なニーズに対応しております。サブスクリプション型のビジネスモデルであるSaaSサービスが2023年度売上の91%を占め、また、ITオフショア開発サービスはラボ型の長期契約がメインであり、継続的な収益力に強みがあるのが特徴です。

SaaSサービス

概要:
自社製品であるrakumo(Google Workspace版rakumo及びSalesforce版rakumo)、gamba!、SmartVision IR等の開発・販売、他社ライセンス(Google Workspace等)の代理店販売を実施しております。

 

特徴:
サブスクリプション型リカーリングレベニューモデルとなっている点が特徴となります。

 

  1. サービス料金を顧客企業の使用期間及びユーザー数に応じて定期定額契約(サブスクリプション型)として受領
  2. 低解約による継続的な収益モデル(リカーリングレベニューモデル)を実現。当該モデルの実現により、継続的な積上りビジネスを確立

 

また、当社がGoogle Workspaceの販売代理店となっていることから、Google Workspace導入先へのrakumo製品の販売だけでなく、自社でのマーケットの拡大(当社がGoogle Workspaceを販売しマーケットを拡大させたうえで、さらに当社rakumo製品をアドオンすること)を図れることも特徴となります。

ソリューションサービス

概要:
当社及び他社SaaSサービスの導入支援や業務支援等のソリューションサービスを展開しております。
当社製品は、直感的に理解でき、幅広いお客様に利用しやすい操作画面やプロセスのデザインにより、原則として導入作業から運用段階まで、導入企業自ら実施いただけるよう設計しております。一方で導入企業からのご要望にお応えするため、前システムからの移行作業や、関連サービスも含めた導入時の初期設定作業、管理者や各ユーザー向けの操作説明等を実施しております。これまでのサービス開発・運用経験やノウハウを活かし、高度なIT及び業務スキルをもった当社コンサルタントにより、各種ソリューションサービスを提供しております。
 

特徴:
SaaSサービスの新規契約・サービス追加に応じて、継続的な収益が期待されるという特徴があります。

ITオフショア開発サービス

概要:
日本国内における各企業のIT開発部門においては、開発案件の増加や新技術の開発等により、最新のITスキルを有した人材が求められる一方、IT業界の人材供給は限られており、慢性的な人材不足に直面する等、開発コストが増加する一因ともなっております。当社グループでは、他社企業からの開発依頼にお応えするため、連結子会社であるRAKUMO COMPANY LIMITED(ベトナム)を拠点として、ITオフショア開発サービスを提供しております。 

特徴:
メインに実施している「ラボ型」のシステム開発では、顧客ごとに特定のエンジニアを確保し、専属のチームを組成の上、一定期間継続的に開発業務を行います。チームメンバーが固定されていることにより、企業独自の開発要件やノウハウ等の蓄積も可能となり、人材確保や人件費面以外においてもコスト削減メリットが生じます。
なお、ITオフショア開発サービスは中長期での契約となる場合が多く、SaaSサービス同様にお客様の業務に組み込まれることとなり、安定的な収入を生み出せる構造となっていることが特徴となります。